C93、本人は行きませんが本が出ます。
二日目エ35b サークル名Refrain Soul
四十路のおっさんカップルの海外ドラマ風一次創作本。タイトルは「絞め殺しの藤」
新書サイズ、190ページ、予価1000円。
小説:十海とマンガ&イラスト:陸
R18です。
アメリカが舞台なのでペーパーバックっぽい装丁で作ります。購入特典で本編の後日談をWebでお読みいただけるQRコードをおつけします。
略称は「しめふじ」です。「しめふじください」でOKです。
【あらすじ】
饒舌なエロおやじフジイ アキラと堅物強面の元軍人ヴィンセント・テッサロッサ。
二人は、NYの片隅で仲むつまじく暮らす四十路のおっさんカップル。
灰色の町がハロウィンのオレンジに染まり始めた九月のある日、忌まわしい過去が忍び寄る。
「酷い目にあったもんだ。殺したくもなるよなあ、フジイ アキラ?」
からめ捕られて引きずり込まれた美しい部屋で、待ち受けていたのは凄惨な妄執。
赤い涙がしたたり、血に染まる指先が宙をかきむしる。
「絶対に生き抜いてやる。俺はまだ言ってない。愛してるって、言ってない!」
愛する男を救うため、赤毛の子猫が走る。
「絶対に取り戻す。俺はお前をあきらめない!」
【このお話は】
このお話は饒舌なエロおやじフジイさん(さん、まで含めてキャラ名です)と堅物強面の元軍人で赤毛の子猫ちゃんヴィヴィちゃん(ちゃん、まで含めて以下略)、NYに住む四十路のガチムチおっさんカップルを主役にした海外ドラマ風のシリーズ。
陸さんによるマンガと十海による小説でお送りしています。
さんざんイチャらぶしてるのにフジイさんは、未だにヴィヴィちゃんに言えていないのです。
「愛してる」と。
好き、とは言っているけれど、愛してるとはまだ言っていないのです。
同棲までしているし、一生添い遂げると心に決めた二人なのに……。
【左】フジイ アキラ
漢字表記は藤井 陽。45歳、日本人。
バーレストラン「ソラミミ」の支配人。
アヒル口のチャーミングな愛想のいい中年男。
【右】ヴィンセント・テッサロッサ
40歳、スパニッシュ系アメリカ人。
元軍人、現在は警備会社に勤務。
ふわふわの赤毛の可愛い子猫ちゃん(フジイさん談)
ネコの方が体格がいいし、戦闘能力も高いこのカップル。
ヒゲと筋肉と皺とほうれい線の乱れ飛ぶおっさんパラダイス。
それぞれ訳ありの過去を抱えつつ、時にぶつかり、時に支え合い、つらつらと幸せな日々が続くかと思いきや……?
ある日やってきた招かれざる訪問者。
ささやかれる名前は忌まわしい呪縛。鉛色の雨が重く冷たく降りかかる。
――過去が追いついて来た。
物騒なタイトルの通り、今回はピンチに陥ったフジイさんを救出するためにヴィヴィちゃんが奮闘します。遠くサンフランシスコから助っ人も参上。チームを組んで連続殺人犯に立ち向かえ!
CSIとかクリミナルマインドとかとにかく海外ドラマへの愛とリスペクトをぎっしり盛り込みました。
主役がおっさんカップルなので、必然的に男性同士がキスしたりいちゃついたりベッドでえっちな事に励む場面があります。
この一冊で人物の関係も説明も全部入ってるから単独で楽しめます。
が。
pixivに掲載した小説と合わせて読むとさらに深く広くお楽しみいただけます。
※この記事に掲載された絵は陸さんの作品です。