【幼女姫】見本が届きました!

昨日、海をこえてはるばるとやってきました……「おとぎの森の幼女姫」の見本誌が!
手に取って、玄関から部屋に運ぶ間、まるで赤子を抱くようにかかえておりました。

帯をはずして、下の青い花を見て、見返しの濃い藍色の紙をなでる。ページをめくる。紙の手触りと、本の重みを感じる。
ああ、さわれる。データじゃない。ここにある。本当に物質化したんだ。紙の本になったんだ。じわぁっとにじむ涙が目に染みる。

ここに来るまでに、何度も読み返した藤浪智之先生の「魔王の就職斡旋所に勇者がやってきました。」と並べてツーショット。

浮かれてます。
しかしながら紙書籍、しかも原作なしの、初めてのオリジナル小説です。浮かれます。

ここまで来れて本当に嬉しい。
白好出版さんに。今野先生に。そして装丁を手がけてくださった木村デザイン・ラボさんに心から感謝いたします。ありがとうございます。
まるで、学校の図書室で夢中になって読んだおとぎ話の本が、今の技術で顕現したかのような本。

そして著者プロフィールにさんぜんと輝く「サメ映画」の文字。
浮いてるなあ……それが今の私。

 

おっさん騎士と紳士なドラゴンが幼女な姫を守る。
もう若くない、でも黙ってふて寝するほど枯れちゃいない。
「おとぎの森の幼女姫」は通販予約受付中です。

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試し読みも公開中。
『さあ、ページをめくりたまえ』

書店様向けの注文書も有ります。
こちらから。

【幼女姫】見本誌できあがりっ!

おとぎの森の幼女姫、見本誌ができあがったとのことです。
ついに、ついにここまで……。


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Campusノートはすごかった

下書き用のノートは、いろいろと試してみた結果、コクヨのキャンパスノートに落ち着きました。小学校時代からのおなじみのノート。
これが、まさかの裏抜けしにくい、にじまない、万年筆と相性抜群な紙だったのです。
最近は、可愛い表紙のもあって、選ぶのが楽しい。

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【幼女姫】校了と試し読み公開

おとぎの森の幼女姫、3月17日に校了しました!

実体をそなえた本として顕現するまで、後は印刷屋さんにお願いです。
小学生の頃、図書館で夢中になって読んだ本のような装丁。どのような仕上がりになるか楽しみです。
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万年筆とインク沼

原稿は基本、パソコンで打ちます。iMacを使っています。画面は見やすいけど持ち運びはできない。
なので、出先や仕事部屋の外で書く時はBluetoothの外付けキーボードでiPadに入力しています。
iPhoneでぽちぽち打つ時もあったり。

……でも思考する速度が、キータイプの早さと決定的にすれ違う時もある。
打とうとしても字が出てこない。もどかしい。じれったい。

そうなったら、手書きに走ります。ペンでノートにかりかり書き込むのです。

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【幼女姫】色校きました

4/7(金)に白好出版さんより発売予定の「おとぎの森の幼女姫」、色校が上がってきたとのことです!

実際にカバーやカラー口絵、帯等を紙に印刷してできあがりぐあいを確かめる行程のことです。

これまでデータ上だけの物だったページやイラストが、ここで初めて物質になるのです。

改めて、これが出てくると「うわああほんとの本になるんだな」とテンションがあがります。

リンク先の白好出版さんのブログで大きな絵がご覧いただけます。

今野隼史さんの筆致が。塗り重ねられた色が、くっきりきれいに仕上がっています。

カバーに描かれているのは冷たい雨の降りしきる『黒い森』。

レーベル名はホワイトブックスだけど、表紙は黒い。

表4に描かれた青い花が、夜の暗がりの中、ほんのり淡く光っているようです。

【幼女姫】カバーとカラー口絵公開

「おとぎの森の幼女姫」、白好出版さんのページでカバーイラストとカラー口絵が公開されました。
今野隼史さんの筆に描かれた情景が。人物たちが、ぐいぐい迫ってきます。
伸ばした指先に雨の湿度や空気の寒さ、生き物の体温を感じ取れるほどぐいぐいと。

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