【TRPGフェスティバル】3日目牙狼卓

明けて3日目、最終日。楽しい時間は過ぎるのも早い。名残惜しいけどチェックアウト前に大事なことがあります。そう、ニチアサです。仮面ライーダビルド第一回!

「混ぜた」
「スマホがバイクにーっ!」
「はい初回から名言来ましたーっ」

新ライダーの第一話を四人で見るの楽しいです。

今日は朝9時から、Nokoさんの卓に入る予定なのです。それまでに荷物を預けて朝ご飯を食べなきゃいけない。だらだらと過ごした居心地の良い部屋に散らばった私物を集めて、カバンにつめて(来た時より増えている。みっちりぱんぱん)、ゲームに必要な道具を別のカバンにつめて、部屋を出る。
あわただしく荷物を預けて、朝ご飯へGO。

納豆、白米、みそ汁、がっつり朝ご飯をいただく。昨日の朝と微妙にメニューが変わっていて、厚焼き卵があった。甘くてもちもちしてておいしかった。

食べ終わってフリープレイ卓、風牙さんと一緒。泣いても笑っても今回のゲームはこれが最後の卓。
9年前のJGCでめぐりあって以来のおつきあい、NokoさんのGMによる魔戒流儀。
システムは 仮面ライダーを遊ぶ同人TRPG「マスカレードスタイル」。
このゲーム、他のヒーローを遊ぶためのオプションがとにかく豊富。今回は「牙狼やります」

まずやりたい特撮番組があって、その戦い方をルールで再現するシステムなので、元になる番組を一度見てれば「こんな感じか」と楽にイメージできる。
何がしたいかは決まっていた。
「魔戒騎士やります!」
できあがったPCは40歳の魔戒騎士「常道 浪牙(ジョウドウ ロウガ)」。おっさんである。白いロングコートの人ではなく黒いロングコートのおっさん。正直、どこまでできるか不安もあったが、炎の刻印のエロ親父ことヘルマン・ルイスと言う絶好のモデルがあるので迷いは無かった。
番犬所より映画の撮影所に出現したホラーを殲滅する任務を受け、相棒の魔戒法師紅葉と共に向かう。一方で流浪の魔戒法師焔もまた独自に撮影所を訪れていた。
一方、撮影所では新人女優の夕月瑛を主演に映画の撮影が進行中だった……。

元が30分番組ですから、さくさく進みます。牙狼のエピソードの進行そのままにさくさくと。会った人会った人の眼前に魔導火つきつけて「ホラーか」とやったり、「魔戒騎士か」と言われたり、やりたいことはほぼやった。

戦闘シーンでは鎧も召喚した。魔戒法師二人と協力すると期待通りの強さを発揮できる爽快感。一方で確実にホラー相手に大ダメージをたたき出さなきゃいけない。それが騎士の仕事だ。うっかりして必殺技を決める時にガジェットの効果を重ねて強化するのを忘れていたのでダメージが低くなったのと、「友情」と「勇気」があと一回残ってたのを見落としてしまった。おかげで苦戦したけれど、そこは魔戒騎士。

『力押し』でどうにかなった。

さすがのマスカレードスタイル、原作準拠のバランスだ。
ヒロインに拒まれ、嫌われながら「守りし者」として義務を果たすのも原作準拠。ってか絶狼回だったな、この展開。(察して)
しかしながらやりたいことをやり切った感。
「貴様の陰我、俺が断ち切る」が言えなかったのが心残り。

時間が押していたため、セッション終了後は慌ただしく片づけて撤収。フリープレイルームがそのまま閉会式の会場となるため、終わった卓から取っ払って場所を空けて行く。総じて「フリー卓のシナリオは短く作る」のが吉か。

セッション終了後に別卓にいた雅さん、ダームさんと合流、荷物を引き取って会場を後にした。移動時間が長いから、閉会式は断念した。熱海駅に向かうタクシーの中、運転手さんが何気なく聞いてきた。「みなさん、どちらから来られたんですか?」
観光地の定番の質問。
対する答えは「広島です」「愛知です」「関東です」「九州です」
「……いったいこれは、何のイベントだったのですか!」
うん、そうなるよね。

駅ビルで遅めの昼食。
しらす丼を食す。

食事中に風牙さんの一言が発端で爆笑の渦が巻き起こり、箸が落ちる珍事もあった。文字通り箸が転がってもおかしいアレだ。

「十海さんが珍しくかっこいいおっさんをやっていた。男も女も口説かなかった」
「ああ、たまにちゃんとかっこいいおっさんをやる時もあるよ」
「うん、今日は疲れて頭がぼーっとしてたからね。普通に頭が回ってる時はちゃんと、エロ親父をやるよ!」

ほんとうのことだもの。
十海、うそゆってないもん。

 

番外→

 

 

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