仕事あがりの早朝、少年赤ずきんこと結城 哉は汚れた服を飲食店裏のゴミ箱に捨てた。
そこにしゃしゃり出てきた骨紳士。
いつものごとくいかがわしく営業スマイル全開、あの手もみ手でしつこく契約を迫る。
(どうする。とりあえず刻んどくか?)
指輪に仕込んだ暗器を引き抜く直前、裏口から目つきの悪い「おじさん」出現。ひとにらみで紳士を追い払う。
「飯食ってくか? 賄いの残りでよければ」
おじさんは見知らぬ少女? を招き入れて食事をふるまった。箱の底にある黒い袋が、自分の出した物ではないと知りながら。
数日後、二人は再会する。
場所は鮮血飛び散り死体の転がる凄惨な殺人現場。犯人はもちろん……
(ようこそ、犠牲者二号。心をこめて丁寧に刻んであげる)
血に濡れた細い指先が男の首筋をなぞる。刹那、囁かれた言葉に手練の暗殺者の動きが止まる。
基本シニカル、たまには甘く。
ツンデレどSの男の娘と、へたれどMのおっさんと。
救いようのない歪みを抱えた二人の、血なまぐさくも甘酸っぱい出会いを描く、ドライでポップなダークファンタジー。
※Pixiv版とはここが違う!
・おじさん視点の場面を全て、哉視点で新規書き起こし。
・ベッドシーンもがっつり書き込み、省略無し。
・骨だけど紳士で美中年、可愛いアシスタントもはべ……ついてます。
・今まで存在が仄めかされるだけだったおじさんの元彼が初お目見え。
・血しぶき増量、ラブ増量。
・おじさん視点の場面を全て、哉視点で新規書き起こし。
・ベッドシーンもがっつり書き込み、省略無し。
・骨だけど紳士で美中年、可愛いアシスタントもはべ……ついてます。
・今まで存在が仄めかされるだけだったおじさんの元彼が初お目見え。
・血しぶき増量、ラブ増量。
<<ストーリーに戻る 少年赤ずきん2>>