ララ・リリア姫、世界に飛ぶ。
2017年4月7日に発売された「おとぎの森の幼女姫」。白好出版さんの解散によって2017年11月に絶版になってしまいましたが。発行より一周年を迎える今日、嬉しいお知らせがあります。
なんと、英語版が出ます。日本のコミックやノベルを翻訳しているアメリカの出版社Cross Infinity World社から出ます。
電子書籍で出ます。
アメリカのAmazonでなければ購入できない? 心配ご無用、日本のAmazon Kindleで買えます!
発売予定日は5/31。
その他の電子書籍ストアーからも配信されます。随時情報が出る予定です。
ANIME NEWS NETWORKのサイトで記事にしていただきました。ありがとうございます!
表紙とイラストはもちろん、今野隼史先生!
白好出版さんの解散にともない、権利が私の手元に戻っていたことが今回は幸いに運びました。
イラストの使用を許可してくださった今野先生、そして日本の一作家の送った応募メールに応えてくれたCross Infinity World社に心より感謝いたします。
Princesses, royal knights, evil masterminds, and dragons, oh my! Our latest #lightnovel acquisition is Tsubaki Tokino’s fairy tale inspired Little Princess in Fairy Forest published in 2017 by Hakkou Shuppan’s White Books label! Coming 5/31! Pre-order: https://t.co/eGGsYAzbbt pic.twitter.com/EYByFTSwgF
— Cross Infinite World (@CrossInfWorld) 2018年4月5日
ツイッター上の反応を見ると、英語圏の読者さんにも好評、と言うか期待していただけてるようで、ほっとしました。
何故に英語版が出ることになったかと申しますと、ライトノベルの原稿を募集している出版社に売り込んだら、企画が採用されたのがアメリカの出版社だったのです。
『Royal Knight Sir Gideon』『mighty dragons』と言う訳語がツボにはまっております。
ここからは余談。
一月の始めに愛犬のざんくろーさんが亡くなりました。十三歳、あまりにあっけないお別れでした。
喪失感と後悔に押しつぶされる日々の中、バーフバリを見て、『このまま沈んでられるか、前に進んでやらぁ!』とよくわからん勢いで小説の原稿を募集している会社を探しまくった。原稿を送った。
「あなたなんか必要としてはいない」
「Amazonの売上げなんてAmazonが勝手に数字出してるだけでしょう」
「あなたは当社では必要ではありません」
あいたた。あいたたた。潰されて潰されてぺっちゃんこになった後に、ようやくつかんだラッキースター。
何かに取り憑かれたように完成原稿をさらに翻訳に最適化する作業を続けて、今、情報が公開されました。
万感の想いをこめて
よっしゃ、ラッキー!