昨日、海をこえてはるばるとやってきました……「おとぎの森の幼女姫」の見本誌が!
手に取って、玄関から部屋に運ぶ間、まるで赤子を抱くようにかかえておりました。
帯をはずして、下の青い花を見て、見返しの濃い藍色の紙をなでる。ページをめくる。紙の手触りと、本の重みを感じる。
ああ、さわれる。データじゃない。ここにある。本当に物質化したんだ。紙の本になったんだ。じわぁっとにじむ涙が目に染みる。
ここに来るまでに、何度も読み返した藤浪智之先生の「魔王の就職斡旋所に勇者がやってきました。」と並べてツーショット。
さきほど、白好出版さんから海を越えてはるばるやってきました。
「おとぎの森の幼女姫」が!
ようこそ、そしてありがとうございます。
この机の上でせっせせっせと書いてた文字が、本に……
紙の手触り、重さ、においが嬉しい。今野隼史先生の筆致と色が美しい。 pic.twitter.com/xbOe9hJ3X2— 十海@おとぎの森の幼女姫4/7発売 (@hywel_m) 2017年3月30日
浮かれてます。
しかしながら紙書籍、しかも原作なしの、初めてのオリジナル小説です。浮かれます。
とても、すてきな本ができました。今野隼史先生、白好出版さん、そして木村デザイン・ラボさま、ありがとうございます。
時野つばき著「おとぎの森の幼女姫」、4月7日発売です。 pic.twitter.com/KV86olDWyc— 十海@おとぎの森の幼女姫4/7発売 (@hywel_m) 2017年3月30日
ここまで来れて本当に嬉しい。
白好出版さんに。今野先生に。そして装丁を手がけてくださった木村デザイン・ラボさんに心から感謝いたします。ありがとうございます。
まるで、学校の図書室で夢中になって読んだおとぎ話の本が、今の技術で顕現したかのような本。
そして著者プロフィールにさんぜんと輝く「サメ映画」の文字。
浮いてるなあ……それが今の私。
おっさん騎士と紳士なドラゴンが幼女な姫を守る。
もう若くない、でも黙ってふて寝するほど枯れちゃいない。
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『さあ、ページをめくりたまえ』
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