小説「おとぎの森の幼女姫」出ます

本日づけで情報解禁になりました。
4月上旬に、白好出版さんから小説の新刊が出ます。
タイトルは「おとぎの森の幼女姫」。イラストは今野隼史さん。
姫を守っておっさん騎士と知性派ドラゴンが命がけでがんばります。
すべては「姫のため」に。

2016年、晩夏。
八月に出した企画書があえなく没になり、私はぽやーっとしていました。(場所が場所なだけに普通に暑かったからと言うのもありますが)

次はどんな話にしようかな、いっそ思いっきり別方向からアプローチしようか。

思い立ったはいいものの、出口が見えないまま八月は終わり、九月へ。
そして迎えた宿泊型アナログゲームの祭典JGC2016! この年は例年の二泊三日から一泊二日に日程が短縮され、限られた時間の中でひたすら遊びました。さながら修行に打ち込むお坊さまのように無心になって、こつこつコロコロとアナログゲームに興じた二日間。
その中で、新しい企画の元となりそうなきらきらしたカケラを拾い集めて行ったのです。
深夜テンションで遊んだ『のびのびTRPG』……そうだ、発想を切り替えて、こう言うファンタジーな世界観で書いてみよう。お姫様がいて、騎士がいて、ドラゴンがいて、魔法使いと妖精がいる日常。そしてパンの美味しい世界。

世界が決まったら、そこで事件を起こさなければいけません。でなきゃ物語が始まりません。さて、何を起こそうか?
会場で買い求めた一冊の本が閃きをくれました。冒険企画局さんの育成紀行RPG「ロストロイヤル」。魔族との戦いで国を失った騎士たちが、幼い君主を守って王国復興をめざすファンタジーTRPGです。もうすぐ2も出ます。
加えて私、時代劇が大好物でして。中でも『じいやがひっそりと、命を狙われる若様をお守りして市井に隠れ住む』エピソードとか、とにかくたまらないほど、好き。

そして帰宅後、ツイッターで目にしたアンケート。「ドラゴンと姫と騎士の組み合わせで、どんなのが好き?」これがきっかけでフォロワーさんと盛り上がる。『紳士なドラゴンと、がさつな騎士が幼女なお姫様をお育てする話ってどうよ?』『いいっすね』
こうして集めた『きらきら』を組み合わせ、できあがった地図を頼りにあっちこっちへ右往左往。幸い、まとめた企画書が白好出版さんのお目にとまり、本作りが始まったのです。

初っぱなから国が滅んでますが。
最初に城が落ちなくちゃ、話が始まらない訳でして。
その後、とてつもない幸運に恵まれて「のびのびTRPG」の作者でもある今野隼史さんにイラストをお願いできることになり、今に至ります。
「騎士の髭はのばしっぱなしの無精ヒゲ」「姫のチャームポイントはそばかす」「ドラゴンは知性派」
文字で書き込んだ特徴が、ことごとく絵になって、うれしさのあまり「すごーい!」しか言えません。

四月の発売がとてもとても楽しみです。

「おとぎの森の幼女姫」、改めまして、よろしくお願いいたします。

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