▼ 【17】薬草屋の店主と客の会話
2012/06/14 0:35 【騎士と魔法使いの話】
- ヒゲの中年薬草師フロウの店には、様々な悩みを抱えた客が訪れる。客の求めに応じて薬を調合したり、あるいは薬草茶を入れたりしつつ、それとなく水を向けるのがこの男の常だった。
- 薬草を必要としてる奴は大概、そこに至るまでのあれやこれやを胸の奥にどっぷり溜め込んでいる。吐き出させなきゃ、せっかくの調合も効き目は半減。薬草香る空気の中、ねむたげな口調で問いかけるのだ。「で、どうしたんだい?」
- そわそわ落ち着かないサド目の騎士団隊長ロベルト。悩める中級魔術師エミル。そして目の回りにくっきり痣をこさえた熱血わんこ騎士ダイン……これは客と言うよりは飼い犬。
- 三者三様の客にフロウが施した処方とは?
記事リスト
- 【17-1】ロブ隊長の場合その1 (2012-06-14)
- 【17-2】ロブ隊長の場合その2 (2012-06-14)
- 【17-3】エミルの場合その1 (2012-06-14)
- 【17-4】エミルの場合その2 (2012-06-14)
- 【17-5】飼い主とわんこの会話その1 (2012-06-14)
- 【17-6】★飼い主とわんこの会話その2 (2012-06-14)