▼ 【4-20-0】登場人物
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【レオンハルト・ローゼンベルク/Leonhard-Rosenberg】
通称レオン、弁護士、27歳。
ライトブラウンの髪と瞳、身長180cm、着やせするタイプで意外と筋肉質。
一見、温厚そうな美人さん、実は腹黒。実家は金持ちだが家族への情は薄い。
ディフの旦那で双子の『ぱぱ』。
爽やかな笑顔の裏で実はかなりの激情家。嫁に近づく不埒な輩には容赦無い。
自制できると思っていた。飼い馴らしたと信じていた。
愛する人を食い尽くそうとする真っ黒な獣を。それなのに……。
「どうやって君を守ればいいのだろう。他ならぬ俺自身から」
【ディフォレスト・マクラウド/Deforest-Macleod】
通称ディフ、もしくはマックス。
元警察官、今は私立探偵。ヒウェルとは高校時代からの友人。26歳。
ゆるくウェーブのかかった赤毛、ヘーゼルブラウンの瞳、身長180cm、肩幅やや広め。
裏表のない直情家、世話好きでおせっかいな熱血漢、時々天然。
レオンの嫁で双子の『まま』。大きな温かな翼を広げて迷い子を包み込む。
その大らかな包容力と母性は時として危険。
レオンが望んでいる、ただそれだけで彼は破滅への道をも受け入れてしまう。
【シエン・セーブル/Sien-Sable】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
ややくすんだ金髪、紫の瞳、身長170cm、やせ形。
家族の愛情に支えられ、閉ざされた心の扉を開けて少しずつ前に進みはじめる。
そんな矢先に『ぱぱ』と『まま』の様子がおかしくなった。
不吉な気配に不安定で繊細な心は怯え、揺らぎはじめる。
【オティア・セーブル/Otir-Sable 】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
外見はほぼシエンと同じ。飼い猫のオーレはエドワーズ古書店の猫、リズの娘。
ヒウェルへの突っ込みは容赦無いが、マメに世話を焼く一面も。
ずっと二人だけで生きてきた。互いを唯一の存在として。
シエンのために。今、自分たちが必要としている『家庭』を守るために、覚悟を決める。
【オーレ/Oule】
四話めにしてようやく本編に登場したオティアの飼い猫。
白毛に青い瞳、左のお腹にすこしゆがんだカフェオーレ色の丸いぶちがある。
最愛の『おうじさま』=オティアを守る天下無敵のお姫様。
趣味はフリークライミングとトレッキング(いずれも室内)、好物はエビ。
日々性格が「女王様」化しつつある。
得意技は跳び蹴り、標的は言わずと知れたへたれ眼鏡。
【ヒウェル・メイリール/Hywel-Maelwys】
職業はフリーのジャーナリスト。黒髪にアンバーアイ、ひょろ長猫背の不健康大王。
レオンとディフの高校時代からの友人。腹を割って話し合える間柄。
オティアにぞっこん参ってるへたれ眼鏡。
天涯孤独の彼にとってシエンは可愛い弟、大切な家族。
特技は『いらんひと言で痛い目を見る』こと。
【結城朔也】
通称サリー。カリフォルニア大学に留学中の日本人。23歳。
癒し系獣医。お酒を飲むとぽわっと頭にお花が咲く。
サクヤという名が言いづらいためにサリーと呼ばれているが、男性。
中味はしっかり男性なのに、何故かやたらと女の子に間違えられるのが悩みの種。
双子と相性が良く、たまにベビーシッターをしている。
【ソフィア/Sophia-Owen】
レオンの元執事にして現秘書アレックスの妻。
鹿の子色のくるくるカールした短い髪に濃いかっ色の瞳。30才。
最初の夫は交通事故で亡くなり、アレックスと再婚した。
イースト菌を自在に操るパン屋の看板娘。
シエンとオティアにパンの作り方を教えてくれる。
【ディーン/Dean-Owen】
ソフィアの息子。アレックスは義父にあたる。
鳶色の髪に濃い茶色の瞳、物怖じしない3歳児。
猫好きだけど、なかなかオーレに近づいてもらえない。
illustrated by Kasuri
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