▼ 【4-13-0】登場人物
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【シエン・セーブル/Sien-Sable】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
外見はオティアとほぼ同じ。
オティアより穏やかだが、臆病でもろい所がある。
笑顔を絶やさない穏やかで聞き分けの良い子。
そんな仮面を脱ぎ捨てて、ようやく本当の顔を見せるようになった。
コーヒースタンドで出会った「エビの人」がちょっと気になる。
料理が好きで、中華が得意。
【オティア・セーブル/Otir-Sable 】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
ややくすんだ金髪、紫の瞳、身長170cm、やせ形。
極度の人間不信だったがヒウェルの想いを受け入れる。
ポーカーフェイスの裏側で揺れ動く心はいまだに安らげないが、少しずつ前に進もうとしている。
肩に乗せた白い子猫と共に。
予想外のちん入者にやきもき。
【ヒウェル・メイリール/Hywel-Maelwys】
フリーの記者。26歳。
黒髪、アンバーアイ、身長180cm、細身(と言うか貧弱)
フレーム小さめの眼鏡着用。適度にスレたこずるい小悪党。
オティアへの想いがようやく通じるが、それはすなわちシエンの失恋でもあり…。
オティアの飼い猫オーレに見下されている。
夕飯をたかりに来ることに存在価値を見出すへたれ眼鏡。
【レオンハルト・ローゼンベルク/Leonhard-Rosenberg】
通称レオン
弁護士。ヒウェルとは高校時代からの友人。27歳。
ライトブラウンの髪と瞳、身長180cm、着やせするタイプで意外と筋肉質。
一見、温厚そうな美人さん、実は腹黒。実家は金持ちだが家族への情は薄い。
ディフの旦那で双子の『ぱぱ』。
爽やかな笑顔の裏で実はかなりの激情家。
基本的に自分のテリトリーに他人が踏み込むのを快く思わない。
増してそれが『あいつ』とあっては……。
【ディフォレスト・マクラウド/Deforest-Macleod】
通称ディフ、もしくはマックス。
元警察官、今は私立探偵。ヒウェルとは高校時代からの友人。26歳。
ゆるくウェーブのかかった赤毛、ヘーゼルブラウンの瞳、身長180cm、肩幅やや広め。
裏表のない直情家、世話好きでおせっかいな熱血漢、時々天然。
レオンの嫁で双子の『まま』。
多感な子どもたちを抱えて悩みは尽きない。
気軽に後輩に「飯食いに来いよ」と言っちゃって、レオンには今回も事後承諾。
【エリック/Hans-Eric-Svensson】
シスコ市警の科学捜査官。ディフの警官時代の後輩、23歳。
ライトブロンド、瞳は青緑色、身長186cm。
金属フレームの眼鏡着用。
激務続きで食生活はとても寂しい。
デンマークからの移民を祖父に持つ誇り高きバイキングの末裔。
好物はエビ。毎日食べても飽きない。
【オーレ/Oule】
四話めにしてようやく本編に登場したオティアの飼い猫。
白毛に青い瞳、左のお腹にすこしゆがんだカフェオーレ色の丸いぶちがある。
最愛の『おうじさま』=オティアを守る天下無敵のお姫様。
趣味はフリークライミングとトレッキング(いずれも室内)、好物はエビ。
エドワーズ古書店の看板猫リズの末娘。
ヒウェルは敵!
【ソフィア/Sophia-Owen】
レオンの元執事にして現秘書アレックスの妻。
鹿の子色のくるくるカールした短い髪に濃いかっ色の瞳。30才。
最初の夫は交通事故で亡くなり、アレックスと再婚した。
イースト菌を自在に操るパン屋の看板娘。
いつも焼きたてのパンを差し入れしてくれる。
【ディーン/Dean-Owen】
ソフィアの息子。アレックスは義父にあたる。
鳶色の髪に濃い茶色の瞳、物怖じしない3歳児。
猫好きだけど、なかなかオーレに近づいてもらえない。
illustrated by Kasuri
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