▼ 【4-14-0】登場人物
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【シエン・セーブル/Sien-Sable】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
外見はオティアとほぼ同じ。
オティアより穏やかだが、臆病でもろい所がある。
笑顔を絶やさない穏やかで聞き分けの良い子。
そんな仮面を脱ぎ捨てて、ようやく本当の顔を見せるようになった。
いざという局面でてきぱき立ち働く芯の強さを身に付けつつある。
コーヒースタンドで出会った「エビの人」が気になってきた。
料理が好きで、中華が得意。

【オティア・セーブル/Otir-Sable 】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
ややくすんだ金髪、紫の瞳、身長170cm、やせ形。
極度の人間不信だったがヒウェルの想いを受け入れる。
ポーカーフェイスの裏側で揺れ動く心はいまだに安らげないが、少しずつ前に進もうとしている。
肩に乗せた白い子猫と共に。
予想外のちん入者にやきもき。実はけっこうカニが好き。

【ヒウェル・メイリール/Hywel-Maelwys】
フリーの記者。26歳。
黒髪、アンバーアイ、身長180cm、細身(と言うか貧弱)
フレーム小さめの眼鏡着用。適度にスレたこずるい小悪党。
オティアへの想いがようやく通じるが、それはすなわちシエンの失恋でもあり…。
オティアの飼い猫オーレに見下されている。
今回とうとうチョイ役に成り下がったへたれ眼鏡。
ピーマンが苦手でカニが怖い。

【レオンハルト・ローゼンベルク/Leonhard-Rosenberg】
通称レオン
弁護士。ヒウェルとは高校時代からの友人。27歳。
ライトブラウンの髪と瞳、身長180cm、着やせするタイプで意外と筋肉質。
一見、温厚そうな美人さん、実は腹黒。実家は金持ちだが家族への情は薄い。
ディフの旦那で双子の『ぱぱ』。
爽やかな笑顔の裏で実はかなりの激情家。
ヨメが寝込んだと聞けば仕事も放り出して帰還します。

【ディフォレスト・マクラウド/Deforest-Macleod】
通称ディフ、もしくはマックス。
元警察官、今は私立探偵。ヒウェルとは高校時代からの友人。26歳。
ゆるくウェーブのかかった赤毛、ヘーゼルブラウンの瞳、身長180cm、肩幅やや広め。
裏表のない直情家、世話好きでおせっかいな熱血漢、時々天然。
レオンの嫁で双子の『まま』。
多感な子どもたちを抱えて悩みは尽きない。
滅多に寝込まない丈夫な人だが、寒中水泳の後に濡れた服を着たまま寒風に吹かれたりしたら話は別。

【エリック/Hans-Eric-Svensson】
シスコ市警の科学捜査官。ディフの警官時代の後輩、23歳。
ライトブロンド、瞳は青緑色、身長186cm。
金属フレームの眼鏡着用。
激務続きで食生活はとても寂しい。
デンマークからの移民を祖父に持つ誇り高きバイキングの末裔。
実は筋金入りのMacユーザー。iPodも使ってます。
好物はエビ。毎日食べても飽きない。

【オーレ/Oule】
四話めにしてようやく本編に登場したオティアの飼い猫。
白毛に青い瞳、左のお腹にすこしゆがんだカフェオーレ色の丸いぶちがある。
最愛の『おうじさま』=オティアを守る天下無敵のお姫様。
趣味はフリークライミングとトレッキング(いずれも室内)、好物はエビ。
エドワーズ古書店の看板猫リズの末娘。
新しい下僕(しかも有能)ができてご満悦。

【アレックス/Alex-J-Owen】
レオンの秘書。もともとは執事をしていた。
有能。万能。41歳。
灰色の髪に空色の瞳、故郷には両親と弟がいる。
20歳の時からずっとレオンぼっちゃま一筋の人生。
今はレオンさまと奥様と双子のために、そして愛する妻と子のためにがんばる。

【ソフィア/Sophia-Owen】
レオンの元執事にして現秘書アレックスの妻。
鹿の子色のくるくるカールした短い髪に濃いかっ色の瞳。30才。
最初の夫は交通事故で亡くなり、アレックスと再婚した。
イースト菌を自在に操るパン屋の看板娘。
いつも焼きたてのパンを差し入れしてくれる。

【ディーン/Dean-Owen】
ソフィアの息子。アレックスは義父にあたる。
鳶色の髪に濃い茶色の瞳、物怖じしない3歳児。
猫好きだけど、なかなかオーレに近づいてもらえない。
illustrated by Kasuri
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