▼ 【4-12-0】登場人物
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【シエン・セーブル/Sien-Sable】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
外見はオティアとほぼ同じ。
オティアより穏やかだが、臆病でもろい所がある。
笑顔を絶やさない穏やかで聞き分けの良い子。
そんな仮面を脱ぎ捨てて、ようやく本当の顔を見せるようになった。
コーヒースタンドで出会った「エビの人」がちょっと気になる。
感謝祭以来、少し家に帰る時間が早くなった。
【オティア・セーブル/Otir-Sable 】
不思議な力を持つ双子の片割れ。17歳。
ややくすんだ金髪、紫の瞳、身長170cm、やせ形。
極度の人間不信だったがヒウェルの想いを受け入れる。
一方で双子の兄弟と生まれてはじめての大げんかが勃発。
ポーカーフェイスの裏側で揺れ動く心はいまだに安らげないが、少しずつ前に進もうとしている。
肩に乗せた白い子猫と共に。
【ヒウェル・メイリール/Hywel-Maelwys】
フリーの記者。26歳。
黒髪、アンバーアイ、身長180cm、細身(と言うか貧弱)
フレーム小さめの眼鏡着用。適度にスレたこずるい小悪党。
オティアへの想いがようやく通じるが、それはすなわちシエンの失恋でもあり…。
自他ともに認めるへたれ。オティアの飼い猫オーレに見下されている。
高校時代の同級生ヨーコを魔女と呼び、恐れているが誰にも理解されない。
ごく一部の人から密かに「いい人」と思われている。
【レオンハルト・ローゼンベルク/Leonhard-Rosenberg】
通称レオン
弁護士。ヒウェルとは高校時代からの友人。27歳。
ライトブラウンの髪と瞳、身長180cm、着やせするタイプで意外と筋肉質。
一見、温厚そうな美人さん、実は腹黒。実家は金持ちだが家族への情は薄い。
ディフの旦那で双子の『ぱぱ』。
今回、誕生日を迎える。
爽やかな笑顔の裏で実はかなりの激情家。
ディフを独占したい真っ黒な衝動を抑えるのに日々苦労している。
【ディフォレスト・マクラウド/Deforest-Macleod】
通称ディフ、もしくはマックス。
元警察官、今は私立探偵。ヒウェルとは高校時代からの友人。26歳。
ゆるくウェーブのかかった赤毛、ヘーゼルブラウンの瞳、身長180cm、肩幅やや広め。
裏表のない直情家、世話好きでおせっかいな熱血漢、時々天然。
レオンの嫁で双子の『まま』。
多感な子どもたちを抱えて悩みは尽きない。
暗闇で迷う人を、柔らかな翼を広げて迎え入れる親鳥。
何度裏切られても。何度手を振り払われても。
【オーレ/Oule】
四話めにしてようやく本編に登場したオティアの飼い猫。
白毛に青い瞳、左のお腹にすこしゆがんだカフェオーレ色の丸いぶちがある。
最愛の『おうじさま』=オティアを守る天下無敵のお姫様。
趣味はフリークライミングとトレッキング(いずれも室内)、好物はエビ。
エドワーズ古書店の看板猫リズの末娘。
ヒウェルは敵!
【アレックス/Alex-J-Owen】
レオンの秘書。もともとは執事をしていた。
有能。万能。41歳。
灰色の髪に空色の瞳、故郷には両親と弟がいる。
20歳の時からずっとレオンぼっちゃま一筋の人生。
今はレオンさまと奥様と双子のために、そして愛する妻と子のためにがんばる。
【ソフィア/Sophia-Owen】
アレックスの妻。
鹿の子色のくるくるカールした短い髪に濃いかっ色の瞳。30才。
最初の夫は交通事故で亡くなり、アレックスと再婚した。
イースト菌を自在に操るパン屋の看板娘。
【ディーン/Dean-Owen】
ソフィアの息子。アレックスは義父にあたる。
鳶色の髪に濃い茶色の瞳、物怖じしない3歳児。
最近の趣味はおえかき。
クレヨンとらくがき帳を持ち歩いているらしい。
【エリック/Hans-Eric-Svensson】
シスコ市警の科学捜査官。ディフの警官時代の後輩、23歳。
ライトブロンド、瞳は青緑色、身長186cm。
金属フレームの眼鏡着用。
クリスマスも関係なく激務に明け暮れる。
デンマークからの移民を祖父に持つ誇り高きバイキングの末裔。
好物はエビ。毎日食べても飽きない。
【結城朔也】
通称サリー。カリフォルニア大学に留学中の日本人。23歳。
癒し系獣医。
サクヤという名が言いづらいためにサリーと呼ばれているが、男性。
従姉のヨーコ(羊子)とは母親同士が双子の姉妹で顔立ちがよく似ている。
双子と何故か相性がいい。
密かに古本屋のエドワーズさんをくらくらさせている。
【結城羊子】
通称ヨーコ、サリー(朔也)の従姉。26歳。
小動物系女教師。
高校時代、サンフランシスコに留学していた。ディフやヒウェルとは同級生。
現在は日本で高校教師をしている。実家は神社。
凹凸の少ないコンパクトなボディに豪快な男気がぎっしり詰まっている。
【風見光一】
目元涼やか若様系高校生。ヨーコの教え子でサクヤの後輩。17歳。
家が剣道場をやっている。自身も剣術をたしなみ、幼い頃から祖父に鍛えられた。
幼なじみのロイとは祖父同士が親友で、現在は同級生。
無自覚にぶいぶい可愛さを振りまく罪な奴。
【ロイ・アーバンシュタイン】
はにかみ暴走系留学生。ヨーコの教え子。17歳。
金髪に青い目のアメリカ人、微妙にまちがった方向に日本通。
祖父は映画俳優で親日家、小さい頃に風見家にステイしていたことがある。
現在は日本に留学中。
コウイチに近づく者は断固阻止の構え。
【カルヴィン・ランドールJr】
純情系青年社長。ハンサムでゲイでお金持ち。33歳。
通称カル。ジーノ&ローゼンベルク法律事務所の顧客の一人。
世慣れた遊び人なのにどこか純真で、アレックスに一途に片思いなんかもしたりした。
骨の髄からとことん紳士。全ての女性は彼にとって敬うべき「レディ」だが恋愛対象ではない。
【テリオス・ノースウッド】
通称テリー。熱血系おにいちゃん。
獣医学部の大学院生、専門はイヌ科で大の犬好き。
サリーの大学の友人だが周りからは彼氏と思われているらしい。
基本的に面倒見が良く、女の子に甘い。
社長がサリーにちょっかい出してると信じて絶賛警戒中。
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